思考の揺蕩わせ方

仕事を最近めちゃくちゃに入れてしまったため、時間が足りない ので、やりたいな、と思うことを書いていこうかしら 秋も深まり、金木犀の香りがゆらりと風に乗ってやってくるから、そのままその匂いが髪に染み込めばいい、と思う なびく度に揺れる秋の香りが…

秋の味

風の匂いが変わって、いつの間にか金木犀の香りがするようになり、夜はもう冬の一歩手前の匂いがする 着る服も袖ものが増えた。また半袖でじっとりとした空気に触れるには、来年を待たなければならないが、きっとあっという間に夏はやってくる。 前回の記事…

人間疲れと創作と

かなり久しぶりになってしまったので、最早文章の書き方から忘れているような気がするのだけど、とりあえずお久しぶりです。 来月で今の職場に勤めて一年になるということで、節目に辞める事にしました 流石にもうね、疲れたよ 人間に疲れたし、肝心の創作関…

古傷ではなくただ慣れただけ、そして傷はまた開く

古傷、という言葉が得意ではない。 いきなり何を言い出すのかと思えば、またなんとも成長していないとある二十代現代人の世迷いごとであるので、聞き流していただきたい 古傷が痛む、という言葉があるが古傷は癒えていくものであるとは限らない。傷には変わ…

空っぽのポッケ

どうどうとまた時間と日々に流されて、また空白になっている自分が居る 何か身になる物事をしなくては、と思う反面何もできない。 無論甘えである。 しかし最近、何度も書くように妙に過去の記憶が鮮明に蘇る。春が待ち遠しい、冬の寒さに神経がやられる。し…

強烈な過去の幻影

久々に連勤でへとへとです。今日ようやくの休み。 仕事がありがたくも忙しく、とはいえシフトは削られてカツカツな日々。 夫も仕事を辞めて、今は二人の時間が増えて私はとても嬉しく思うし、仕事で疲れて帰ってきてから家のことをやらずに済むと言うのは大…

もしもし、江古田ですか

近日稀に見るブログの更新率である。昔はこれが普通だったのになあ、 まだまだ続く、懐かしい感覚。感性が本格的に目覚めたとでも言うのだろうか 書く楽しさもまた徐々に復活しつつある。そうだ、昔私はこの感覚に取り憑かれていたのだった。 仕事終わりに書…

朝陽の雫とともに

なぜだか気分がいいので更新頻度が上がります 冬の早朝。深夜の真っ暗闇から少しずつ空が明るみ始めて、眩しいまでの鮮やかな空色が天に広がる時間が始まる頃、私は帰宅して諸々の一日を終えるのだが、そんな時間に世の人々は「おはよう」をするわけで。 こ…

ノスタルジーを形に

何となく、最近の話。またもや感性の話になってしまうのだけれど 元旦のあの美しい空を見てからというもの、幸いにも今日まで瑞々しいあの感覚、透明で少し冷たいあの感覚が続いている そこに何だか懐かしさも含まれており、最近妙にノスタルジーを感じるこ…

2019 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 2019年も宜しく御願い致します。 あっという間に終わった2018年でした。 皆様は如何だったでしょうか 年内ならまだしも、もう新たな年を迎えてからの昨年の振り返りをするのはあまり好きではないので、元旦からのこと…

人が嫌いになったら逃げ場所はあそこに決めた

こんばんは。突然春のような暖かさになって吃驚しました 最近仕事であまりにも触れる人の数に辟易して、先輩社員が「もう、もう人間もういい!!人間嫌い!!」と発狂していた事に激しい共感を得て、私ももうしばらく「人」に触れたく無いと思い、休みを使っ…

澄んだ朝

秋も深まり冬の気配がする。もうすぐそこまで来ている、何ならもう顔を覗かせている。 深夜から朝方がもうだいぶ鋭い寒さになってきた。 最近はDAOKOを聴いている 夜には「同じ夜」を、朝には大抵「終わらない世界で」か「水星」を聴いている。 秋から冬にか…

檸檬水

例えば、檸檬水を凍らせたもの。 例えば、青く半透明な石鹸の中に閉じ込めたもの。 例えば、バイオレットフィズの入ったカクテルグラスの底。 もしくは、全く関係の無い、ただ朱が続く京の町の神社。 全て透き通ったものでできている気がして、私はそんなも…

感性が死んでいく話

転職後の話はしたっけか。 また飲食を、というよりずっと飲食をやっている。 ずっとお酒に携わり、ずっと水に手をさらし、手荒れが続いている いつかこの店で店長になるのかなと思った店は肝心の現店長とウマが合わずあのクソババア、と悪態を吐きながら辞め…

秋のかほり

久々に実家に帰りまして、昨日の夜夫の元へ帰って来ました。 実家にはなんとなんと6日も居たのだけど、全然地元は変わってなかった。 ほんの少し家が増えて、幼い頃から大学生まで散々に利用していたダイエーは無くなって、今度はヤオコーが出来るらしい。 …

残像

薄ぼやけて視える、何か。多分、記憶なんだと思う 先述した彼女のブログを読んで、もう一度文章を書こうと思う。少し冷たくなった朝、まだ私達の部屋は微妙に薄暗い。シンとしたような、ほんの少しだけ凛としたような空気の中、私はこれを一人書いている。夫…

結局、幾つになっても

久々にあの人のブログを読んだ。と言うより、昨日あたりから実は読み直しているのだが、何度読んでもあの人の文章を読むと出会った当時の16の頃を思い出す 私とあの人は一つしか違わないのだけど、結局私達は似た者同士なのである、と私は勝手に信じている。…

へーせーさいごのなつ

平成最後の夏、夏休みだなんてもう言えないけど、とある休みの日。花火大会に二回も行けた。 隅田川花火大会の花火大会は、私も彼も浴衣を着て現地まで行ったし、淀川花火大会は現地ではないけど近所の河川敷からめちゃくちゃ大きい花火が見れた。 両家顔合…

雨と海

何やら今日の夜から台風12号が関東を直撃するらしく、怒涛の金曜の仕事を土曜朝に終えて、職場から地上に這い上がったらやっぱりしとしとと篠突く雨が降っていたわけだけど、彼の仕事がまだ終わってないらしく、あと1時間はかかると言われたのでそのまま海を…

夢で逢えたら

どうにも妙な夢を見た。 久方ぶりに、強烈な「雰囲気」のある夢だった。もう夢のその「雰囲気」は感覚的には消えてしまったけど、起きたてに凄まじい虚無感と切なさとが襲いかかり、そしてなぜか寂しくなった。 アラームで起きて、隣の彼に「所詮夢じゃん」…